口コミ評判よりも大切な「リアル」
噂、口コミ、他人からの評判・・・
ヒトは好評よりも悪評に目がいくらしい。
それは、人間がまだ現代人になる前の
ホモサピエンス初期の本能に関係しているらしい。
忌まわしい神話や、恐ろしい民謡などが代々語り継がれているのは
自然災害や疫病などの、目に見えない自然の作用に対して警鐘を鳴らし
海の向こうの同志たちにその脅威を伝え、ヒトという個体種の生存率を高めるために
先人たちが編み出した危機管理能力の表れなのだそうだ。
今の情報伝達のプロセスには、先人たちのそれとは大きく異なり
圧倒的に「実践経験」が伴っていない気がする。
みな知ったかぶりの食わず嫌いなんじゃないのかと思わずにはいられない。
ツールの信頼性や機能性が向上し、誰もがリアルタイムで情報共有できる時代でも
大地震や大規模なテロ攻撃を受けた途端、デマや邪推に翻弄されてしまう。
「いまそこにある危機」に直面したことがほとんどのヒトの中でないのだろう。
だから、どんな些細なことでも実際に行動し経験したことを大切にするべきだと
心底思うし、何か行動を起こしたいのであれば自分が第一線に飛び込む覚悟を持つべきだと思う。ただ無鉄砲にリスクを冒すのはあまりにも愚なので、当然怖れたり、不安を感じたり、躊躇するのも選択の一つだとその局面で決断してこそのリアルだと思う。
・・・って書いてみたものの、営業成績や売り上げのためには、自分を殺しまっくてナンボなところもあるしなあ。
次は働き方改革について書こうかな。笑